初めての壁面緑化!失敗しないために知っておきたいコツ!



壁面緑化にはいろんなタイプがある

これから壁面緑化を行いたいと考えているのなら、まずはどんなタイプのものがあるのかを頭に入れておく方が良いでしょう。理由は壁面緑化を施す箇所に合った方法を選ばないと、うまくいかないだけでなく、建物を傷めてしまう可能性もあるからです。さて、問題の壁面緑化ですが、大きく分けて三種類あると言われています。

まず一つ目が「巻き付き登はんタイプ」と呼ばれるもので、ネットや支柱を使い、そこにツル植物を絡ませるのです。このタイプの壁面緑化は、比較的どのような建物にも行えるのが特徴です。二つ目は「直接登はんタイプ」で、その名の通り建物の壁に直接植物を植え付けることになります。こちらは手入れが大変なので、初心者にはあまり向かないと言われているので注意が必要です。三つ目は「プランター取り付けタイプ」で、壁に取り付けたプランターに植物を植えます。プランターに土を入れて取り付けるため、重くなるのが難点です。

気をつけておきたいこと

壁面緑化を行う場合、闇雲に植物を植えてはいけません。始める前に、まず周辺に電線がないかを確認しておきましょう。植物の種類にもよりますが、夏場などはすぐに育ち、気がつくと電線に巻き付いてしまったなどといったことがよくあります。火事や断線につながる恐れがあるため、近くに電線がない壁面を選ぶようにしたいです。次に知っておきたいのは、こまめに剪定をするという点です。過去に壁面緑化に挑戦したのに、うまく育たなかったという人は、この作業を怠った可能性が高いです。日の当たらない場所なのに葉を残していると、そこに栄養を取られて上に伸びません。そのためある程度成長したら、地面に近い方の葉はこまめに取り除きましょう。

壁面緑化は、建物の外壁が植物で覆われている状態のことを指し、植物が二酸化炭素を吸収することで、二酸化炭素量を減らし、温暖化対策の一つとして効果的です。